9月27日に幕を閉じたTBS日曜劇場『半沢直樹』。最終回のリアルタイム視聴率は昨今では異例中の32.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を叩き出し、その人気の高さを見せつけた。
この大人気ドラマの今後について局側から意外な見解が発表され、注目を集めている。
ニュースサイトの「日刊ゲンダイDIGITAL」は7日、9月に行われたTBSの社長会見の中で、同席した編成局長が『半沢直樹』シリーズについて、今回の放送で終了になるという旨の説明をしたと報じた。
「ゲンダイ」によれば、TBSの局内でも結論を急ぐ必要はないのではという声が多く聞かれたそうだが、主演の俳優・堺雅人にはこの作品に対する未練や執着はないとしている。
しかし、続編はないとしても、スピンオフ作品の可能性に触れており、香川照之が演じた大和田暁や、片岡愛之助が演じた黒崎駿一といった人気キャラクターを主人公としたスピンオフの制作が検討されているようだとの制作関係者の声が紹介されている。
この「ゲンダイ」の報道に、ネット上では「半沢が頭取になった姿を観たい」「ここで終わりだとモヤモヤする」と、シーズン3を作って欲しいという声が多数。一方で、「余白のある終わり方だからそれがいいってのもあるよね」「これ以上やってもマンネリになるかもしれないし……」と、ここで終わりにしたほうがいいのではという意見もあり、賛否両論となっている。