BLACKPINK「ミニスカナース」MVに医療関係者激怒! 過去にもテレビ放送禁止に

編集部

 世界的人気を誇る韓国のガールズグループ・BLACKPINKの最新ミュージックビデオに対し、「看護師を性的対象化している」とバッシングが起きている。

 10月6日にリリースされた1stオリジナルアルバム『THE ALBUM』は、初日売上枚数59万枚を記録。これは韓国の歴代女性アイドルグループで1位だといい、2日にYouTubeで公開された「Lovesick Girls」のMVはすでに1億回再生を突破している。

 同MVでは、「No doctor could help when I’m lovesick」という歌詞を表現するため、メンバーのジェニが看護師風の白い衣装で登場。しかし、ハートマークがあしらわれたヘアキャップや、短いスカート、赤いハイヒールなどが、韓国で「看護師のイメージをゆがめ、性的対象化するものだ」などと批判の的となっている。

 さらに「スポーツソウル日本版」によると、韓国の全国保健医療産業労働組合は5日、「実際とかけ離れた看護師の服装は、典型的な性的コードをそのまま踏襲した服装と演出」と指摘。「看護師は未だにパワハラとセクハラにさらされている」とし、「大衆文化が歪曲された看護師のイメージを繰り返すほど、その状況は悪化する」と批判したという。

 これに、所属事務所のYGエンターテインメントは「ミュージックビデオもひとつの独立した芸術ジャンルとして見てもらえるようお願い申し上げ、各シーンは音楽を表現したもの以上のどんな意図もなかったことをご理解いただければ幸いです」と理解を促しているほか、「特定の意図はまったくありませんでしたが、歪曲された視線が降り注ぐことに懸念を示します」とコメント。該当シーンの編集も含めて「議論中」としている。

 BLACKPINKといえば、昨年4月に公開された「Kill This Love」のMVが、韓国の一部放送局で“放送NG”になったことが話題に。理由については明確にされていないが、ファンの間では、車を運転するシーンでシートベルトを着用していない点や、道路に飛び出すシーンが“放送不適格”とみなされたのではないかと予想されている。

 ネット上でのバッシングの激しさは日本以上ともいわれる韓国。騒動でメンバーが疲弊してしまわないといいが……。

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