いよいよ「新しい地図」の“地上波本格復帰”が始まるようだ。元SMAPの香取慎吾が、来年1月クールに放送されるテレビ東京系ドラマ『アノニマス～警視庁”指殺人”対策室～』で5年ぶりに民放連続ドラマの主演を務めることが発表されたのだ。
同ドラマは、SNSの誹謗中傷問題をテーマにしたサスペンス。香取は、キーボードやスマホのフリック操作による“殺人”＝指殺人（ゆびさつじん）に苦しむ人々を救うために奮闘する刑事を演じる。
香取は10月1日、自身のTwitterで「テレビの連続ドラマをやらせて頂ける事になりました。5年ぶりの民放ドラマ、33年ぶりのテレビ東京でのドラマです」とファンに報告。「僕を必要としてくれたスタッフの皆さんと共にテレビの前の視聴者の皆さんに最高のエンターテインメントをお届けできるようにおもいっきり楽しみます！ 感謝！」と喜びを爆発させている。
香取がテレ東のドラマに出演するのは、1988年に放送されたドラマデビュー作『あぶない少年III』以来。当時、香取はまだ小学生だった。「若手」だったころのSMAPとテレ東の関係は深かっただけに、いわば今回の主演ドラマは“原点回帰”ともいえそうだ。
香取、稲垣吾郎、草なぎ剛の3人が2017年9月にジャニーズ事務所を退所し、SMAP時代の女性マネジャーが代表を務める新事務所へ移籍して「新しい地図」と名乗るようになってから約3年。国民的な人気者だった彼らの姿は地上波からほぼ消えてしまった。
バラエティ番組や情報番組でたまに顔を見ることはあっても、ドラマとなるとほとんど壊滅的。ABEMAでのレギュラー番組『7.2 新しい別の窓』の8月配信回では、香取が「（独立して）3年ぐらい経つんですけど、本当にこんなにテレビ出られないんだなって」と本音を漏らしたことも話題になった。
