「報道以前から体調不良を理由に音楽番組への出演をドタキャンしたり、SNSの更新がストップしたりといった“異変”にファンがざわついていました。ホスト相手となると、坂道シリーズのような清楚系アイドルグループにとっては通常の熱愛報道以上にダメージが大きい。本人の申し出があってもなくても、改名後のグループに参加することはないだろうと見られていましたが、現体制の終了を待たずに卒業とは……」(芸能ライター)
欅坂46は、グループの象徴だった平手友梨奈をはじめ、長濱ねる、今泉佑唯ら人気メンバーが相次いで離脱。元メンバーのスキャンダルも頻発し、内部崩壊状態になったことで、総合プロデューサーの秋元康氏が「欅坂はもう解散にしよう」と口走ったとも報じられている。
結局はグループの立て直しとイメージ刷新のために改名しての再スタートが決定したわけだが、1期生メンバーである石森は改名に反発していたという。改名や新体制に反対している立場で、グループのイメージがさらに悪化しそうなスキャンダルまで起こしてしまった……となれば、卒業は不可避だったのだろう。
だがグループの功労者であったことに違いはなく、ファンたちは「ラストライブには居てほしかった」「卒業は覚悟してたけど急すぎる」「欅坂と共に卒業ならラストライブで卒業してよ」「まるで学級崩壊を見ているようだ……」などと複雑な心境をネット上に吐露している。
ある意味では「欅坂46の終わり」を象徴する出来事になってしまった感もある今回の卒業発表。心機一転で「櫻坂46」に生まれ変わるグループと、卒業で新たな道へ進んでいく石森に幸多かれと願いたい。