9月25日から公開中の主演映画『ミッドナイトスワン』でトランスジェンダーの女性役に挑み、世間の関心を集めている俳優の草なぎ剛。前日に発売された雑誌「週刊文春」（文藝春秋）のグラビア連載『原色美女図鑑』では、劇中のビジュアルで登場したことで、読者に2重3重の衝撃を与えた。
濃いめのメイクを施し、ショートやロングのヘアウィッグをかぶり、女性モノの衣装を着てグラビアを飾った草なぎだが、30年以上続く同連載において、トランスジェンダーの女性が登場するのは今回が初とのことだ。
その扉ショットには映画の役名である“凪沙”と表記されているため、「誰、この美女？」「男性なの？」と読者を驚かせ、巻末のインタビューにて草なぎであることが判明するというインパクトのある登場となった。
このインタビューでは、2016年に解散したSMAPについて言及する場面も。ジャニーズ事務所を退所したマネージャーに従うカタチで、草なぎと稲垣吾郎、香取慎吾の3人が独立したことなどから、ネット上では残留組との“不仲説”が流布してしまっているが、草なぎは「メンバーの中での問題というのは、うん、なかったと思います」と否定。
さらに、個性的なメンバーが集まり、長期間にわたり一緒に活動できたことを「本当にかけがえのないもの、奇蹟みたいなものだった」とも語っていた。
そんな草なぎは、SMAPメンバーの中で主演デビューが最も遅かったが、今では人気・実力ともに申し分ない役者へと成長を遂げている。
『ミッドナイトスワン』での演技については、香取が「草なぎ剛に魅了された僕は 初めて、もう芝居をするのはやめようと思った」と絶賛ツイートするなど、新境地を拓いたとして熱い視線を集めているだけに、今後の活躍がますます楽しみだ。
