人気アイドルグループ「King & Prince」のリーダーでグループきっての愛されキャラとしても知られる岸優太が、29日に25歳の誕生日を迎えた。SNS上でファンの祝福が殺到しているが、その一方でファンクラブ会員向け動画が「ただのイジメ」「岸くんがイジめられていて悲しい」などと物議を醸している。
問題となっている動画は、26日にファンクラブ向けに公開された「静岡茶ロシアンルーレット」なるゲーム企画。誕生日直前ということで岸が“主役”となっており、彼が飲んだお茶が通常の味のものか、罰ゲーム用の苦いものか、そのリアクションでメンバーたちが推理するという内容だった。
ところが、実際は企画主旨そっちのけで、メンバーたちが罰ゲーム用のお茶を飲んで苦しんでいる岸を笑ったり、口を洗い流すために水を飲もうとする岸を妨害したりといったシーンがメインとなっている。
岸はグループ内のイジられキャラという面もあるだけに、誕生日を祝福するといいながら「ひとり罰ゲーム」のような状況に陥れられてしまったのも予定調和といえそうだ。
だが、これにファンからは「ただのイジメじゃないの？」「岸くんめっちゃイジメられてるじゃん、不快極まりなかった」「せっかくの誕生日なのに悲しくなった」「イジメとは思いたくないけど、あまり気分のいい動画じゃなかったなあ」「今回のFC動画はさすがにちょっと…という感じ」などと苦言が続出。人気沸騰中のアイドルグループとは思えないほどの炎上状態になっている。
「今回に限らず、以前から一部メンバーが岸の体に黒いマーカーでいたずら書きをしたり、番組出演の空き時間にメンバーたちが勝手に岸の私物にシールを貼りまくったりといった行為が目立っており、ファンからは『イジメでは？』との声が上がっていました。岸本人はブログにそういったエピソードを綴るなどまったく気にしていないようですが、ファンクラブ向け動画なのに肝心のファンを不快にさせるようなら問題。“内輪ウケ”の度が過ぎて、アイドルにとって大切な客観性を失ってしまっているのかもしれませんね」（芸能ライター）
冷静に見れば、イジメだと疑われているものはすべて他愛もない行為ばかり。しかし、彼らのファン層の中心である10代の少女たちにしてみれば、それくらいの方がむしろイジメ行為としてリアリティがある。今後も「イジり芸」をするのであれば、メンバーたちがネタとして昇華できるくらいのバラエティ力を身につけてからの方がよさそうだ。
