世界をけん引するパブロ・ラライン監督を魅了した、脅威の新星・マリアーナ・ディ・ジローラモ
編集部
メイク、髪型、ファッションによって、まるでカメレオンのように様々なイメージを表現している。まるでダイヤモンドの原石のような秘めた彼女の可能性に目を付けたパブロ・ラライン監督。チリ本国では、TV ドラマへの主演が多いのだが、本作の主人公・エマのミステリアスな妖しい魅力を体現するにふさわしいのは彼女しかいないだろう。抑圧された南米の今に生きる女性を、大胆にして繊細に、エマの心の機微を若き女優は見事に体現している。 チリの新聞 La Cuarta が開催する、その国のエンターテインメントとショービジネスの世界の人物を表彰する賞、コピウエ・デ・オロ。2017 年 TV 部門で女優賞を受賞。2018 年同部門にノミネートされており、本作以降もTVドラマ、映画にと出演作が続く。