BTSの「兵役免除」問題を取り上げた『ミヤネ屋』にファン憤慨のワケ

編集部

 韓国のボーイズグループ「BTS」(防弾少年団)が、アメリカで異例の快進撃を続けている。この快挙によってメンバーたちの「兵役免除」が検討されているが、日本の一部メディアで改正法案が「BTS法」と呼ばれていることにファンが猛反発している。

 BTSは8月にデジタルシングル『Dynamite』を全世界同時リリースし、米ビルボードHOT100で2週連続1位を獲得。3週目、4週目も2位をキープする歴史的快挙を達成している。韓国人としては初、アジア人としては半世紀以上前に坂本九が『SUKIYAKI(上を向いて歩こう)』で3週連続1位となって以来の大記録となる。

 そんな中、韓国では「BTSメンバーの兵役免除」を求める声が高まっている。韓国では、成人男性は28歳までに軍に入隊し、1年半~2年間の兵役に就かなければならない。現行の兵役法では、最年長メンバーのJINから順に人気絶頂の中で入隊せざるを得なくなる。

 だが、スポーツのメダリストや国際コンクールで優秀な成績を残した美術、音楽、舞踊などの伝統芸術家は兵役が免除され、役所や福祉施設などで代替勤務をする制度がある。BTSの「全米チャート1位」はそれに該当する快挙であるとして、兵役を免除すべきとの意見が噴出。今月3日に与党の議員が「兵役法改正案」を国会に提出するなど、兵役の法律自体を変えようとする動きがあるという。

 これが23日に放送された情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で取り上げられ、改正案が「BTS法」という通称で呼ばれた。

 だが、これに日本のBTSファンたちが猛反発。ネット上で「なんで“BTS法”って呼んでるの」「韓国の兵役問題を日本で取り上げる必要ない。そっとしておいて!」「中途半端な報道されると困惑する」「日本で勝手にBTS法って呼んで彼らが叩かれたらどうすんの」といった批判コメントが殺到している。

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