なぜ活動休止前ラストイヤーという限られた時間の中で、一部ファンの反感を買ってまで世界進出路線を続けるのだろうか。
「海外進出はジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川さんの悲願。先日、櫻井翔が嵐メンバーのグループLINEの存在を語り、アイコンがジャニーさんの写真だと明かしたことが話題になりました。嵐の海外進出路線の根底には、ジャニーさんの願いを叶えたいという思いがあるのではないでしょうか。また、韓国のボーイズグループ・BTSが全米進出を成功させたことで『負けていられない』という気持ちもあるでしょう」(同前)
Netflixで配信されている嵐のドキュメンタリー番組『ARASHI’s Diary -Voyage-』では、ステージ演出なども手掛ける松本潤が米国で打ち合わせを重ねる中で「クローズして終わるのではなく、チャレンジして終えたい」「2020年のブレイクするタイミングまでひたすら挑戦するという道を選びたかったんだよね」と語っている。
「コレジャナイ」と思われようと、活動休止する最後の瞬間まで前のめりに……。ラストイヤーも残り数カ月となったが、負けん気の強い彼らは前だけを見つめ、後ろを振り返る気はまったくないようだ。