芸能界の「独特の箸の持ち方」の王者といえば、タレントでトランペット奏者の桑野信義だ。箸を2本とも逆手でガシっとつかみ、スプーンのようにして食べるという衝撃の持ち方は、バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で「クワマンの箸の持ち方 信じられない説」としてネタにされた。だが、料理番組やグルメ企画に出演した際に「その持ち方はやめてください」と注意されることが多くなり、王者の桑野ですら数年前に持ち方を矯正している。
仕事に影響が出てしまうかもしれないという意味では、伝統的な持ち方に矯正した方がいいと考えられなくもない。だが、芸能人などの箸の持ち方を糾弾する「箸警察」にも行き過ぎな部分があるように感じられる。
いずれにしても、ネットにおいて「箸の持ち方」は場が荒れやすい話題といえそうだ。