玉木宏『極主夫道』に早くも暗雲!? 「子持ち設定」に「世界観が変わる」と批判の声

編集部

 “伝説の極道”が専業主夫になるという異色のストーリーで人気を博しているマンガ『極主夫道』(著:おおのこうすけ/新潮社)がドラマ化され、10月から日本テレビで放送予定だが、早くも暗雲が漂っているようだ。

 『極主夫道』は玉木宏主演でドラマ化されることが7月に発表されており、続けて川口春奈、志尊淳らの出演が明らかに。そして9月16日、玉木と川口が演じる夫婦の娘役を、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』やTBS日曜劇場『テセウスの船』といったドラマへの出演で知られる子役の白鳥玉季が演じることが発表された。

 しかしこの娘は原作には登場しないキャラクター。ドラマオリジナルで子持ち設定になることは以前から明かされていたが、今回の発表で改めて注目を集めたようだ。ネット上では、「原作にない娘を入れ込むな」「一気に見る気なくなった。設定変えないでくれ」「(夫婦)2人がワチャワチャやってるのがいいのに……」など、原作ファンから批判の声が多く上がることになった。

 また、「小学生の子持ちなのに妻が若すぎ!」といったツッコミや、「原作は奥さんの子供っぽさが可愛いのに、大きな娘がいるなら人格も変わりそう」と更なる“改変”を危惧する声も出ている。

「ドラマオリジナル要素の投入は原作ファンから厳しい目が向けられます。しかも『極主夫道』は新婚夫婦が仲良くやっている日常風景がウケている作品なので、『オリジナル云々じゃなく物語そのものを変えてしまうのでは?』『子持ちだと世界観が変わってしまう』と、子どもがいるという設定は原作を否定するようなものだとする声は多い。

 プロデューサーはこの設定変更について、原作サイドと相談した上で決めた『大きな挑戦』だとコメントしていますが、原作ファンを納得させるにはかなり高いハードルになったと言えるでしょう。さらに娘だけでなく、玉城ティナが演じる女子大生もドラマオリジナルで用意されていることが今回発表されています。元極道が専業主夫になるという設定以外は原作と大幅に違う内容になる可能性もありますね」(芸能ライター)

 玉木演じる主人公の龍については、昨年末に原作マンガのPR動画が公開された際、声優としての活躍で知られる津田健次郎が演じており、これが評判だったこともあって当初は玉木主演でのドラマ化に不満の声もあった。

 しかし、龍に扮した玉木のビジュアルが公開されると、「マンガのまんま!」「想像以上に龍」と大好評。ハマり役だと期待を高めていただけに、ドラマそのものもオリジナル要素がプラスに機能した作品となっていることに期待したいが……。

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