大森南朋、女子を夢中にした『ナギサさん』で大化け! 「サブカル系」「コワモテ」脱却でオファー殺到か

編集部

 高視聴率を記録した多部未華子主演の連続ドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)の特別編『私の家政夫ナギサさん 新婚おじキュン!特別編』が8日夜に2時間スペシャルとして放送され、平均世帯視聴率が14.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。

 『わたナギ』の愛称で親しまれた同ドラマは、最終回の視聴率が19.6%を記録。同局の火曜ドラマ枠では、2016年に新垣結衣の主演で大ブームを起こした『逃げるは恥だが役に立つ』に次ぐ歴代2位の高視聴率となった。最終回の翌週に特別編が放送されるのも異例の人気あってこそで、主演した多部は「新・視聴率女王」として今後オファーが殺到するとみられている。

 だが、それ以上に今作で“大化け”を果たしたのが、家政夫のナギサさんを演じた大森南朋だ。

 放送スタート当時は多部の人気で視聴者を集めていた感があったが、次第に女性層から「ナギサさんみたいな家政夫さんほしい」「ナギサさんに癒される」「ナギサさんが可愛すぎ」といった声が上がるようになった。最終回の放送直後は「結婚エンド」に賛否あったものの、若い美女とおじさんのロマンスに説得力を持たせるだけの魅力が大森にあったことで現在は「いい終わり方だった」と視聴者に受け入れられている。

 大森といえば、芸能界きっての実力派俳優。だが、父親が暗黒舞踏家としても知られる俳優の麿赤兒ということもあって、どこかメジャーになり切れない「サブカル」的なイメージがつきまとっている部分もあった。

 初主演となった2001年公開の映画『殺し屋1』でも、普段は気弱な元いじめられっ子の青年が凶暴な殺人マシーンに変貌するというクセのある役どころを熱演。以降も「味がある」「渋い」といわれるような演技が目立ち、コワモテ系の役柄も多かった。

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