杏、実母から訴えられた泥沼裁判が決着! 「毒親」との絶縁で女性層の共感呼ぶ

編集部

 女優の杏が実母から訴えられていた骨肉の「12億円裁判」が、急転直下の「和解」となったと報じられた。実質的には杏の勝利で、実母とは絶縁状態に。東出昌大との離婚も成立し、心機一転で新たな一歩を進んでいるという。

 発売中の「女性セブン」(小学館)によると、裁判所からの和解提案がまったく実らずに一時は交渉が打ち切られていたが、突然の和解成立となったという。実母は弁護士を通して「目的は、金銭ではなく、杏側の謝罪でしたので、一円も受け取ることなく、円満に和解が成立致しました」とコメントしている。

 人気女優が実母から訴えられるという異例の骨肉裁判は、実母の霊能者への傾倒に端を発していた。杏は08年に芸能事務所「トップコート」に所属し、翌年に個人事務所を設立。トップコートとは業務提携の形になり、個人事務所の社長には実母が就任した。

 杏は、2013年にNHK朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』の主演を務めるなど大ブレイク。ところが、個人事務所の売り上げに比べて自身の給与が低すぎることを不審に思うようになり、実母との信頼関係が徐々に崩れていった。

 このころ、実母は女性霊能者に傾倒し、個人事務所のコンサルティング料として多額の「お布施」を払っていたのだという。これを知った杏は2014年に個人事務所を退社し、トップコートと直接契約を結ぶようになった。これに納得のいかない実母が、杏の独立は無効であると主張。2015年に調停を申し立て、2017年末に訴訟に発展したのだ。

 実母が求めたのは、杏の独立が無効であることの確認と4000万円の支払い。杏が今後20年間、個人事務所に在籍した場合の利益を「約12億円」と算出し、そのうちの3000万円と慰謝料1000万円の計4000万円をひとまず補填するようにという要求だった。

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