「奥さんの頑張りへの同情票も含め、この数週間で明らかに空気が変わってきたような気がします」
ある放送作家がそう話すのは、アンジャッシュ・渡部建のこと。
佐々木希という、誰もが羨む美しい妻と可愛い子どもがいながら、多目的トイレや会議室に女性たちを呼び出して行為に及び、数分で終えると1万円を渡し、LINEのやりとりを消去させてとっとと帰らせるという、あまりにも卑劣、愚劣な行為を繰り返してきたことが、「週刊文春」（文藝春秋）の取材によって明らかとなったのは、ご存知の通りだ。
そんな渡部が10本以上のレギュラーやCMなど、すべての仕事を失って約3カ月。8月19日の『水曜日のダウンタウン』（TBS系）では、“すれ違いコント”を得意とするアンジャッシュの不在、渡部の復帰が難しいと言われていることをネタに、＜すれ違いコント、今ならしれっと自分のものに出来る説＞が検証され、さらば青春の光、空気階段、野性爆弾の３組が、『M-1グランプリ』の審査員を務める松本人志のジャッジを仰ぐ企画が放送された。
また、8月27日放送の『アメトーーク ！』（テレビ朝日系）では、コロコロチキチキペッパーズ・ナダルの信じられない激ヤバぶりを芸人仲間が告発する名物企画「ナダル・アンビリバボー」の中で、
「もっとヤバいやつおるって！ 渡部さんとか」
「そりゃ捕まると思いました」
と、こちらも渡部をネタに大きな笑いを生んでおり、渡部と渡部の不倫ネタを“イジってもOK”な雰囲気が急速に広がってきているのだ。
