チュートリアル・徳井義実、10カ月ぶり地上波出演も話題にならず… 『しゃべくり007』『今くら』復帰が遠のいた?

編集部

 申告漏れ問題などでテレビから消えていたチュートリアルの徳井義実が、26日深夜に放送された旅バラエティ番組『東野・岡村の旅猿17』(日本テレビ系)で約10か月ぶりの地上波復帰を果たした。ところが、世間は歓迎どころか復帰への批判すらない「無関心モード」でほとんど話題にならず、完全復活に暗雲が垂れ込めている。

 徳井は昨年10月、自身の設立した会社が7年間で総額約1億2000万円の法人税の申告漏れを東京国税局から指摘されていた問題が発覚。そのうちの約2000万円は「隠蔽を伴う所得隠し」と認定された。徳井は「私の想像を絶するだらしなさ、ルーズさで、納税が延び延びになってしまった」などと釈明し、社会的責任の大きさを鑑みて活動休止となった。

 今年2月に活動再開を発表すると、あまりのスピード復帰に「早すぎる」「反省していないのでは」といった批判が殺到。ラジオ番組や舞台には出演したものの、地上波復帰はなかなか実現できずにいた。それから約半年が経過し、やっと今回の地上波テレビ出演にこぎつけたというわけだ。

 番組冒頭、東野幸治から「(吉本興業で)一番ヒマな奴をブッキングしました」と呼びこまれ、いきなりイジりの洗礼を受けた徳井。恐縮しきりで何度も頭を下げる徳井に対し、東野が「不倫したんか?」とボケて、それに徳井が「してないです! ごっちゃになるのは分かりますけど」とツッコミを入れるなど和やかムードで進行した。

 また、徳井の相方・福田充徳について「ピンで楽しそう」という話題が出ると、岡村隆史が「(コンビは)ひとりが下がってる時、もうひとりはテンションがグワーっと上がるから」と自身の経験を踏まえてコメント。“愛あるイジり”の連発となったが、直接的に不祥事について触れる場面はなく、これ以降は全員がリラックスモードで進行した。

 通常、不祥事を起こした人気タレントが地上波復帰するとなれば賛否が巻き起こるもの。ところが、今回の出演に対してはネット上で「おかえりなさい!」「徳井さんが帰ってきてくれて嬉しい」といったファンの書き込みがある一方、ほとんど批判の声がなかった。

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