川口といえば、以前は大手事務所「研音」の猛プッシュを受けながらもブレイクできず、一時は「低視聴率女優」と呼ばれたこともあった。
しかし、今年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、沢尻エリカの代役として帰蝶(濃姫)役を引き受けたことをきっかけに状況が一変。同ドラマでの演技が高評価されて人気がうなぎ上りになり、今年1月に開設した公式YouTubeチャンネル「はーちゃんねる」はチャンネル登録者数が100万人の大台を突破。「次期CMクイーン最有力」と称されるほどCM契約が増加し、先日には人気バラエティ番組『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)の新レギュラーにもなった。
ついには「日本人女優3人目」として、アルマーニの広告モデルにまで抜擢されてしまったというのだからすさまじい勢いだ。ただ、無敵の大活躍を続ける彼女にも、ひとつだけファンや業界人の間で心配されていることがあるという。
「過去の『モニタリング』の女性レギュラーとしては、タピオカ騒動で今年7月に芸能界を引退した木下優樹菜さん、ゲス不倫騒動で番組から消えてしまったベッキーさんがいます。川口さんのレギュラー入りが発表された際、一部では『縁起が良くないのでは……』といった声がありました。ただ、川口さんの場合は縁起が悪いどころではない『沢尻エリカの代役』を引き受けたことで逆に運気が開けたわけですから、そんなジンクスはものともしなさそうです」(芸能ライター)
すでに「今年最もブレイクした女性タレント」の筆頭格となっている川口。どこまで突っ走るのか、この勢いは今後もまったく衰える気配がなさそうだ。