お笑い芸人・ほんこんが、Twitterで自身の政治思想を揶揄するような文言を添えた似顔絵イラストを投稿したユーザーに法的措置を示唆した。緊迫した雰囲気が流れる中、ほんこんとお笑いコンビ「130R」を組んでいる相方の板尾創路が取った行動が「面白すぎる」「これぞ芸人」と反響を呼んでいる。
ほんこんは、コメンテーターとして出演している情報番組やSNS上で保守寄りの発言をすることが多く、リベラル系のネットユーザーから批判の的にされることがある。
22日に出演した情報番組『教えて！ニュースライブ 正義のミカタ』（ABCテレビ系）では、安倍晋三首相が病院で検診を受けたという話題に対し、ほんこんは「（首相の健康状態は）国家機密なので報じるべきではない」などとコメント。これにTwitter上のリベラル系ユーザーが反発し、24日ごろから「＃ほんこんおもんない」というハッシュタグが散見されるようになった。
さらに、当該のハッシュタグと共にほんこんの似顔絵を投稿するユーザーが出現。「おもろない」という言葉を添えたものと、額に「ネトウヨ」と書いたものの2枚のイラストが公開され、似顔絵を使ってほんこんを揶揄するよう呼びかけられた。
このユーザーに対し、ほんこんは「これ私の事ですか？タグ付けで『ほんこんおもんない』と書かれてますが、対応させて頂いて構いませんか？」と発言。続けて「我が国日本は法治国家なので」などとも記し、法的措置を匂わせた。
ほんこんは「『おもんない』はどうでもいいんです。似顔絵のデコに『ネトウヨ』と書かれていたのでいかがなものかと？」と、法的対応を示唆した理由を説明。「おもんない」は個人の感想としても、似顔絵の額に「ネトウヨ」と書くのは中傷に当たるのではないかとの考えを示したといえる。
