先日放送された『24時間テレビ』（日本テレビ系）でも、過去に番組パーソナリティーを務めたジャニーズタレントを特集するVTRが流れたが、元TOKIOの山口達也、元KAT-TUNの赤西仁、田中聖、田口淳之介、元NEWSの手越祐也ら退所者の映像は使われなかった。関ジャニ∞も脱退した渋谷と錦戸亮が排除された映像になっており、存在が「タブー」にされていると憤るファンもいた。
だが、同じく関ジャニ∞の冠番組『関ジャム 完全燃SHOW』（テレビ朝日系）では、過去のライブ映像で渋谷や錦戸がチラリと映ることがあり、完全NGというわけではなさそう。今回、渋谷の名前がメンバーの口から自然に出たことから考えても、決して「タブー」となっているわけではないことがうかがえる。
「過去の映像からの退所者の排除は、ジャニーズ事務所が直接指示しているわけではなく、編集スタッフが“忖度”してしまっている部分が大きい。実際、過去にジャニーズ事務所の上層部がテレビ局に猛クレームをつけたことがあったようですが、現在は直接指示したという話は聞きません。過去のトラブルの印象が強くあり、ジャニーズと揉めないように局側が何も言われずとも映像から排除するというルールをつくってしまっているのでしょう。ただ、メンバーたちと意思の疎通が取りやすい冠番組では、編集スタッフも自由がきくため、退所者の映像を使ったり、渋谷の名前を放送に乗せたりすることもできるのでしょうね」（同前）
渋谷は、9月26日にオンラインで開催される音楽フェス『氣志團万博2020 ～家でYEAH!!～』への出演が発表されるなど、ソロシンガーとしての道を着実に歩み続けている。だが、関ジャニ∞のメンバーたちにとっては永遠に「戦友」であり、これからも番組で「イジり」が発生してファンを喜ばせることがありそうだ。
