香取慎吾、ローラースケートを履いてのTVCM撮影に初挑戦! 「(ローラースケートは)本当はそんなにうまくないんですよ(笑)」
編集部
なかなか太陽が拝めなかった撮影当日は、リハーサルの時から灰色の雲が空を覆い、太陽の光が差すことはほとんどないあいにくの天気。ところが、香取さんの本番が始まるやいなや、いつの間にか雲の群れが遠くへ流れ、撮影場所の上空はすっかり晴れ模様に。その様子を見ていたスタッフから「香取さんには太陽が味方してくれているみたいですね」と声をかけられると、香取さんは、はにかみながらもうれしそうな表情を浮かべていました。 ◇演技のタイミングがシビアな撮影も自然体で OK テイクを連発
都会の街を一人だけ滑るように進む冒頭のシーン。ここでは、移動するカメラのスピードに合わせて、香取さん自身も進みながら、カメラ目線でセリフを話すという撮影に臨みました。レンズとの距離感や演技のタイミングを見極める、シビアなアクションが求められる中、香取さんはファーストカットから抜群のお芝居を連発。その度に「素晴らしい!」「タイミングもパーフェクトです!」と唸る監督の前で、さまざまな表情のバリエーションも披露し、現場を大いに盛り上げていました。 ◇意外にもローラースケート経験は少ない!? 見よう見まねで……
都会の街のシーンでは、香取さんが滑るように人をかき分け進んでいく様子を撮影するために、ローラースケートを履き滑りながら撮影する演出がなされました。ここでのアクションは、ある程度スピードを出しつつ、人と人との間をすり抜けるという、非常に難しいスケーティング技術が求められます。その上、演出の都合で「手を動かさないで」「蹴り出しも最初の数回だけ」というさらなる高いハードルが課されたものの、香取さんは難なく一発でクリア。 監督の要求に完璧に応えた姿に驚いたローラースケート指導の先生が、「慣れていますね」と声を掛けると、香取さんは「いやいや」と謙遜しつつ、「ローラースケートは本格的にやったことがないので、見よう見まねの雰囲気だけでやっているんです」と明かし、再び先生をびっくりさせていました。 ◇監督こだわりの演出に完璧に応える抜群の対応力
現場で披露した香取さんのローラースケート技術が、制作チームが想定していた以上にハイレベルだったため、監督の要求もますますハードルが上がりました。「蹴り出しのポイント」や「スピード感」、「物理法則を超越した存在のように進む雰囲気」など、ワンカットごとに微調整が加わり、気がつくと 10 テイク以上重ねる場面も。体力的にもかなり厳しい撮影内容でしたが、それでも香取さんは笑顔を絶やさず、監督のリクエストを一つひとつ丁寧にこなしていました。 また、わずかに重心がずれてしまったシーンも、抜群の運動神経でリカバリー。そして、細かく指定したこだわりの演出項目を全てクリアした 15 カット目に、監督が「今のめちゃくちゃ良かったです。バッチリ!素晴らしい!」と OK を出すと、周りのスタッフから大きな拍手が沸き起こりました。