宮野真守、『半沢直樹』セリフ“ほぼゼロ”でもインパクト大! 「顔プロレス」“参戦”でトレンド入り

編集部

 声優の宮野真守が、8月23日に放送されたTBS日曜劇場『半沢直樹』第6話に出演。短い出番ながら、大きなインパクトを与えたようだ。

 宮野が演じたのは、証券取引等監視委員会・統括検査官の黒崎駿一(片岡愛之助)の部下である古谷。宮野の出演は前週の第5話放送後に発表され、公式サイトに古谷の情報が公開されたほか、第6話の予告編にも姿を見せた。

 『半沢直樹』は、大仰なセリフ回しや、歌舞伎役者が多く出演していることから「半沢歌舞伎」とも呼ばれている。その芝居の“濃さ”は、出演者の及川光博が、22日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)で「顔芸、顔芸って言われているけど、そんなもんじゃない。顔プロレスです」「なんていうんだろう? 劇画タッチ!」と形容するほど。

 宮野はファンからも「顔がうるさい」と親しまれているため、この『半沢直樹』出演決定の報に、「半沢直樹なら顔芸的に合ってるかも」「マモの顔芸を見なきゃ」と、宮野の“顔プロレス参戦”を期待する声が多く集まっていた。

 この期待に見事、応えたようだ。第6話に登場した宮野演じる古谷は、上司である黒崎の指示に「はい」と返事する以外のセリフはない地味な役柄だったが、「やっぱり顔がうるさい宮野真守w」「セリフがないのになぜか顔から声が聞こえてくる宮野真守」など、“顔で喋っている”と大好評。Twitterのトレンド入りも果たし、短い出番ながらしっかりと爪痕を残した。

 声優がドラマに進出する例は増えつつあり、最近も内田真礼が『警視庁・捜査一課長2020』(テレビ朝日系)にゲスト出演。声優・アニメのファンがドラマを観るきっかけになり、また声優にとっても知名度を広げる機会になるという相乗効果が期待されるからだろう。

 宮野は声優だけでなく歌や舞台でも活躍中だが、元々は劇団ひまわり所属の子役としてキャリアをスタート。中学生の頃には『3年B組金八先生スペシャルIX』(TBS系、98年)に生徒役で出演するなど、声優としてブレイクする前は俳優として活動していた時期もあった。

 実写作品での本格的な演技は今回、18年放送の本田翼主演『ゆうべはお楽しみでしたね』(MBS)以来。この時もおよそ10年ぶりのドラマ出演と、実写作品への出演はまだまだ少ない宮野だが、『半沢直樹』への出演で世間を騒がせたことで、“俳優・宮野真守”の需要も高まりそうだ。

宮野真守、『半沢直樹』セリフ“ほぼゼロ”でもインパクト大! 「顔プロレス」“参戦”でトレンド入りのページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!