NiziU「韓国で炎上」⁉ JYPのTikTokオーディションに疑問の声も

編集部

 日韓共同オーディションプロジェクト「Nizi Project」の大ヒットにより、日本でも一躍有名となったJ.Y. Park(パク・ジニョン)率いるJYPエンターテインメント。11月には日本人9人組グループ・NiziUのデビューを控えているが、韓国では否定的な声も多いという。

 「Nizi Project」が放送されていなかったこともあり、韓国での知名度はイマイチと言われるNiziU。しかし、8月12日に放送された韓国のバラエティー番組『ラジオスター』(MBC)に出演したパク氏が、NiziUの影響力について言及したことで関心が集まることに。

 このときパク氏は、JYPエンターテインメントの時価総額が1兆ウォン(約900億円)を突破し、業界1位のSMエンタテインメントと肩を並べるまでに成長したのは「NiziUのおかげ」などと発言。

 また、韓国内で「K-POP技術の国外流出だ」と批判的な声が上がっていることについて、「NiziUは外国人の歌手だが、外国の歌手ではない。9人全員が私たちの会社と契約した所属歌手です」「韓国人のみ、および韓国人が50%以上のグループに限定していたらグローバル会社として成長に限界がくる」と釈明した。

 これに対し、韓国では「グローバル化には韓国人では弊害になるってこと?」「お金集めのための戦略だと言えばいいのに」「NiziUはK-POPではなくJ-POPだ」と批判的な声が上がっているという。

 また日本でも、オーディション続きのJYPエンターテインメントに対し、疑問の声が噴出。同事務所は今月18日からTikTokを使ったオーディション「JYPTOK」を開催しているが、何年もデビューできない練習生を多く抱えていることから、「JYPはオーディションばっかり。今いる練習生の子たちが可哀想」「最近、いろんなところと組んでて、お金のにおいが……」「最近のJYPは何がやりたいのかわからない」「TikTokが不安定な状況なのに」といった声が相次いでいる。

 現在、日本テレビなど多くのメディアが「理想の上司No.1」などと持ち上げ、日本でもファンが増えているパク氏。タレント想いの良い事務所と評判なだけに、これ以上、国内外で否定的な声が上がらなければいいが……。

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