一昨年に不祥事が原因で大手事務所との専属契約が終了し、米ニューヨークで生活をしていた俳優の小出恵介が、約2年ぶりに芸能界復帰を果たした。厳しい声が殺到するかと思いきや、ネット上では応援や歓迎のコメントが続出。祝福ムードの背景には、あのスキャンダルの影響があるようだ。
当初、9月にニューヨークで上演される舞台で俳優復帰する予定だった小出だが、コロナ禍で延期となったことで目標を見失いかけた。そんな中、歌手のMISIAらが所属する芸能事務所「リズメディア」と専属契約を結び、来年公開予定の映画『女たち』で復帰することが決定した。すでに撮影は終了しており、小出は医師の役で出演している。
小出は21日に事務所の公式サイト内に自身のページを開設し、復帰の決意表明として「ご迷惑をおかけした多くの方々に改めて心よりの謝罪をお伝えするとともに、ご心配をおかけした関係者やスタッフの皆様、叱咤激励をくれた仲間や家族、そして応援して下さるファンの方々へ、少しでもお返ししていけるよう、これからも役者として精進してまいります」などと思いを綴っている。
また、小出は自身のInstagramでも「再び歩みを始められる機会をいただきました事に心より感謝をし、また表現を通し皆様にお会いできる事を何より楽しみにしています」などとファンに復帰を報告した。
小出といえば、2017年6月に未成年の少女との飲酒・交遊が報じられ、無期限の活動停止に。相手側との示談が成立し、不起訴処分となったが、表舞台に戻ることのないまま2018年6月に当時の所属事務所「アミューズ」との契約が終了した。
通常であれば、数年経っていても未成年との「行為」が問題になったとなれば世間の目は厳しい。しかし、ネット上では「いい作品にたくさん出ていたからまた頑張ってほしい」「上手な役者さんだったから楽しみ」「十分反省しただろうし社会的制裁も受けたのだから復帰しても全然問題ない」といった応援コメントが殺到。復帰を疑問視するような声はほとんどない状態である。
