「北山さんも突然の退場指示に驚いているような様子でしたから、タレント本人はそれほど気にしてないのに、事務所側の対抗意識と番組側の忖度が強いのかもしれませんね。JO1は、吉本興業と韓国の企業が手掛けているグループ。もし共演NGが事実であれば、吉本がジャニーズタレントとの共演NGを打ち出すとは思えず、ジャニーズ側が共演を嫌がっていると考えるのが自然といえそうです」（芸能ライター）
実は、以前からJO1ファンの間ではジャニーズタレントとの「共演NG」の影響を疑う声が上がっていた。男性アイドル界の勢力図を塗り替えそうなほどの大人気グループでありながら、地上波では深夜帯の音楽番組にしかほぼ出演したことがないためだ。『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）や『MUSIC FAIR』（フジテレビ系）といった、定番の音楽番組には呼ばれていないのである。
「かつて、男性3人組ダンスボーカルユニット『w-inds.』がジャニーズの競合相手とみなされ、長らく『ミュージックステーション』をはじめとした音楽番組にあまり出演できずに苦しんだということがありました。同じように、JO1も競合相手とみられている可能性は高い。ただ、デビュー当初はJO1についてジャニーズタレントがコメントしたり、逆にJO1のメンバーがジャニーズグループについて語ったりしていましたから、当人たちは『共演NG』状態に困惑しているのかもしれませんが……」（同前）
タブーだったネット進出を解禁するなど、時代に合わせて大きく変化しているように見えたジャニーズ事務所。だが、もし旧態依然とした「共演NG」をしているとしたら時代に取り残されていくことになる危険性がありそうだ。
