『ジョゼと虎と魚たち』アニメ化に思わぬ批判が噴出? 愛され続ける実写版のイメージを払拭できるか…

編集部

 田辺聖子が80年代に発表した短編恋愛小説『ジョゼと虎と魚たち』。

 2003年の実写映画版でよく知られるこの作品が劇場アニメ化され、今年12月に公開予定だが、思わぬ角度から批判が出ているようだ。

 妻夫木聡と池脇千鶴が主演した、犬童一心監督による実写版『ジョゼと虎と魚たち』は、渋谷のシネクイントで17週というロングラン上映が行われるなど反響を呼び、多数の賞に輝いた名作。これがおよそ17年の時を経て、今度はアニメ化される。

 このアニメ版の特報映像が8月13日に解禁され、公開日やキャスト情報と共に、ニコニコ動画出身の人気シンガーソングライター・Eveによる「蒼のワルツ」が主題歌となることも発表された。だが、これに対し「なぜくるりにしなかった」「新ジョゼの主題歌がなぜくるりではないのかを問い詰めたい」といった声が噴出している。

 「03年の実写映画版は、全編の音楽を京都出身の人気バンド・くるりが担当しており、主題歌も彼らの『ハイウェイ』でした。そのため、『ジョゼ虎はくるりのイメージが強すぎてなぁ』という声も多く、『ジョゼ虎』といえばくるり、と考えているファンが多いようです」(映画ライター)

 そもそも、「なぜアニメにするの?」「このアニメ映画は心配」など、アニメ化自体に厳しい目を向ける者もいるようだ。

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