終戦記念日に、ミッドウェイ海戦を追憶 最後の2人が、共に戦った仲間を偲ぶ 記憶と記録で振り返る特別映像解禁!

編集部

終戦記念日に、ミッドウェイ海戦を追憶 最後の2人が、共に戦った仲間を偲ぶ 記憶と記録で振り返る特別映像解禁!の画像4Midway ©2019 Midway Island Productions, LLC All Rights Reserved.

 ミッドウェイ海戦を体験し、第 8 電撃機隊に所属していたチャールズ・モンロー氏は「我々の任務は日本軍の爆撃です」と、1 万フィート以上の上空から水面へ一気に急降下し、敵艦隊に魚雷を落とすという任務を回顧。数多の銃弾が飛び交い、爆煙で視界もさえぎられる状態で急降下する壮絶さは、本編映像からも垣間見える。

 第 8 電撃機隊はこの戦法で、最上型の戦艦や、空母龍驤 (りゅうじょう)などの軍艦を爆撃したとされている。モンロー氏は続けて、「ミッドウェイ海戦では 15 機の TBD デヴァステイターが海に沈みました」と語り、その 15 機の内、乗組員は 1 名しか生き残らなかったという衝撃の事実を明らかにする。

「6 月 4 日の海戦でみんな命を落としました」と語るのは、同じく第 8 電撃機隊に所属していたアーヴィン・ウェント氏。ミッドウェイ海戦で共に戦った仲間を偲びながら、ウェント氏は「私は今年で 103 歳ですが、彼らはまだ若かった」と悲痛な面持ちで語り、最後に「それが戦争です」と、人の命を簡単に奪ってしまう戦争の悲惨さを嘆いた。

 彼らは、アメリカでミッドウェイ海戦を体験した最後の 2 人とされている。こうした戦争体験者が少なくなっていき、戦争の記憶の風化が懸念される現代に、エメリッヒ監督が 20 年ものリサーチを経て伝えたかった物語とは・・・。戦後 75 年の今夏、歴史的海戦の真実を目撃する。映画『ミッドウェイ』は 9 月 11 日(金)全国公開。

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【STORY】
 1941 年 12 月 7 日(日本時間 12 月 8 日)の日本軍による真珠湾への奇襲攻撃。戦争の早期終結を狙う山本五十六大将の命により、山口多聞や南雲忠一がアメリカ艦隊に攻撃を仕掛けたのだ。大打撃を受けたアメリカ海軍は、新たな太平洋艦隊司令長官に、兵士の士気高揚に長けたチェスター・ニミッツを立てた。

 両国の一歩も引かない攻防が始まる中、日本本土の爆撃に成功したアメリカ軍の脅威に焦る日本軍は、大戦力を投入した次なる戦いを計画する。真珠湾の反省から、日本軍の暗号解読など情報戦に注力したアメリカ軍。情報部のレイトン少佐が、次の目的地をミッドウェイと分析、限られた全戦力を集中した逆襲に勝負を賭ける。遂に、アメリカ軍のカリスマパイロット、ディック率いる爆撃機が出撃。

 空母、軍艦、潜水艦、戦闘機など、あらゆる近代兵器を駆使した壮絶な激突へのカウントダウンが始まった─。

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