渡辺直美が「自腹ワールドツアー」「MV制作で大借金」を告白! “非協力的”な吉本と関係悪化?

編集部

 お笑い芸人・渡辺直美が所属する吉本興業に対する“不満”を次々と明かし、波紋を呼んでいる。

 渡辺は11日放送の『華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!』(フジテレビ系)に出演。渡辺が世界的に活躍するようになるまでの軌跡とその裏側が特集された。

 その中で渡辺は、2014年のニューヨーク留学について、吉本からは「帰ってきたら仕事はないと思え!」と猛反対されていたことを告白。「タンカを切って出ていった」こともあり、帰国後も吉本との関係はよくなかったそうで、渡辺が16年にワールドツアーを行った際には、吉本は「勝手なことする奴に金は出さん!」という姿勢だったとか。10人ほどのダンサーを日本から引き連れてのツアー費用は「何千万(円)ぐらい」と高額だったが、渡辺は「自腹というか、仲間内でお金を集めて」まかなったと内情を明かしている。

 見事にワールドツアーを成功させたことで、吉本は“手のひら返し”をしたそうだが、それでも渡辺の海外での活動に積極的に協力することはなかったようだ。18年に米アパレルブランド・GAPの米国版CMに出演した時も、英語がわからないという理由で吉本はオファーを一度断ろうとしたのだという。渡辺は、自ら「英語ができる友達」を連れてきて間に入ってもらったことで出演できたと暴露した。

 今や世界的なインフルエンサーとなった渡辺に対し、いまだ吉本がそれほど協力的ではないというのは意外な話だが、最近も渡辺は、レディー・ガガ&アリアナ・グランデ「Rain On Me」のパロディ動画について、ある“暴露”をしていた。再生回数1000万回突破など大反響を呼んでいるこの動画は、画角も含め本物にかぎりなく寄せたクオリティの高さで話題になったが、渡辺は制作費用で「大赤字」になったため、吉本に「大借金」したとInstagramで明かしているのだ。赤字の理由は、パロディであるために利益は出せないと、広告収入が入らない設定にした渡辺の“気概”によるところが大きいだろうが、“出資”ではなくローンで対応するという吉本のドライな姿勢は驚きだ。

 吉本の女芸人の先輩である友近は、今年に入って専属エージェント契約に切り替えている。その理由について友近は、吉本以外の劇場での自主ライブについて吉本側にノウハウがなく、トラブルが多発していたため、6~7年前から自分でスタッフを集めてやるようになり、従来の専属マネジメント契約を継続する必要性を感じなくなったとウェブメディア「経済界」のインタビューで明かしていた。

 渡辺も、ワールドツアーを行った際に自分の「チーム」ができたと『テッパン』で話しており、かつての友近の状況と重なって見える。吉本芸人がMCを務める番組での“告発”だけに、事務所との関係は悪くないと願いたいが……。

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