同チャンネルは、開設から20時間がたった現時点で、チャンネル登録者数1.04万人。元トップアイドルとしては少しさびしい数字にも思えるが、今後の展開次第では、辻希美のようなママタレとして、新たな女性ファンの支持を獲得する可能性もあるだろう。
アイドル時代、トップレベルの人気を誇っていた篠田は、グループを卒業した2013年に15社ものCMに起用され、「タレントCM起用社数ランキング」（ニホンモニター）の女性部門で2位に。しかし、翌14年には激減し、同ランキングも圏外となってしまった。
卒業後、「ソロになると、ウリがない」と揶揄されることも多かった篠田だが、転落の一因には篠田がプロデューサー兼デザイナーを務めたファッションブランド「ricori」の炎上騒動がある。
篠田はAKB48卒業前に「ファッションのほうを主にやっていきたい」と語っていたが、14年7月に突如、全国展開していた「ricori」が全店閉店に。このとき、篠田がまるで他人事かのようなコメントを発表したため、大炎上した。
この騒動を境に“おしゃれキャラ”を失ってしまった篠田。いつしか“アクション女優”を目指すなど方向性を模索し、ローカル番組など地味な仕事が目立つようになっていった。
YouTubeチャンネルでは、「家族」という今の彼女にぴったりなテーマを掲げた篠田。過去に大きな挫折を味わっているだけに、ママタレとして大成功してほしいが……。
