「乃木坂46」からの卒業と芸能界引退を発表した橋本奈々未が、30日にテレビ東京系で放送された「乃木坂工事中」で改めて自身の卒業を報告した。
番組前半では、橋本と司会のお笑いコンビ「バナナマン」の設楽統一、日村勇紀の3人によるトークが展開された。
橋本はデビュー当時から見守ってくれた「バナナマン」の2人に感謝しつつ、芸能界引退についても心境の変化はないことを明かし、「自分が表に立ってというよりも、誰かをサポートする方が合っていると思いました」。
アイドルグループに加入したキッカケを「お金だった」とし、「メッチャ貧乏で、水道止まる、ガス止まるみたいな…。私は1人目だったから、学校とか行かせてもらえたのですが、弟まで回るのかと。弟は男の子だったので、何とかしなくちゃと思って、模索しているところでこの道があって…」と目に涙を浮かべながら振り返った。
そのうえで、「弟も大学にちゃんと行けて。今、1年生なんですけど、彼も頑張ってくれて、学費免除になって。あと4年あるけど、勉強を頑張れば大丈夫になって。母親から、『今までゴメンね。無理しないで好きなことをしてください。弟も自立してくれるようになったし、私も私で生活できるから』という手紙が来て…」と告白。
一部ではグループ卒業後の結婚までウワサされているが、「結婚すんの?」と設楽からジョーク交じりにツッコまれると、「(付き合っている人も)いないです」と笑いながらフリーを強調し、「しないです。大丈夫です」とキッパリと否定した。