NiziUにも悪影響? 人気K-POPグループ日本人メンバーの“嫌韓YouTuber交流”が波紋

編集部

 K-POP界では近年、TWICEやIZ*ONEなど、日本人メンバーを擁するグループが増加中。日本のソニーミュージックと韓国のJYP Entertainmentによる合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project」から誕生したNiziUは、日本人9名(うち1名は日系米国人)で構成されている。

 だが今回の“嫌韓”騒動が、こうしたグループに暗い影を落とすことになるかもしれないという。

「韓国との関係悪化の影響で、日本人メンバーへの非難が強まっているんです。TWICEのミナは昨年7月に不安障害と診断され、一時活動を休止しましたが、昨年の韓国への輸出規制の問題をきっかけに非難の声が相次いだからともいわれています。事務所側も『深刻な誹謗中傷』があったとしていました。

 TWICEのサナも昨年4月、平成が終わり、新元号が始まることを祝う投稿をInstagramにしたところ、ナショナリズムだと非難されました。

 ユウタがこのまま“炎上”し、脱退に追い込まれれば、日本人メンバーを抱える他のグループにも飛び火しかねません。中でも、TWICEの後輩にあたるNiziUは日本人グループということで、ネチズンと呼ばれるネット民から厳しい目を向けられるはず。NiziUは日本での活動が今のところメインではあるものの、プレデビュー作は日韓同時配信。現在は韓国でレッスンを受ける日々です。

 また、日本で活動する韓国人アーティストは、母国で“反日”的なコメントを期待されるプレッシャーがあるという話もあります。2012年にはKARAが、ソウルで開かれた記者会見で『竹島はどこの国の領土か?』と訊かれ、黙り込んでしまったところ、『それでも韓国のアーティストか』とバッシングを受けてしまいました。NiziUもいずれ、政治的なスタンスを問われる場面が来るかもしれません。

 日本で好感度が上昇中のJ.Y. Parkにも、日本での展開に絡めて同様の質問が増えるでしょう。その発言次第では、NiziUやNizi Projectの存続が危うくなる可能性も。親日家として知られますし、頭の良い方なので、うまく切り抜けられるでしょうが」(K-POPライター)

 NiziUは、6月30日に“プレデビュー”ミニアルバムを配信すると、表題曲「Make you happy」のミュージックビデオは公開3日で2000万再生を突破、オリコン週間ランキングでは初登場でデジタル3冠達成などの数々の史上初の記録を打ち立てた。絶好調の彼女たちの活動に、日韓関係のこじれが悪影響を与えなければいいが……。

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