石橋貴明、YouTubeチャンネル登録者数100万突破! 「テレビのとんねるずそのまま」戦略で人気再燃なるか

編集部

 とんねるずの石橋貴明のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」が、開設から1ヵ月あまりで登録者数100万人を達成。目をみはる人気ぶりだ。

 石橋は6月18日深夜、Twitterで「マッコイにYouTubeやりましょうって言われ何も知らないけど、始めます」と宣言。そして19日の夜9時に「石橋貴明、58歳。YouTube、はじめるでしょ。」という動画を公開し、かつてのレギュラー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)を手がけていたマッコイ斉藤氏と組んで“YouTuberデビュー”を果たした。

 当初は石橋のYouTube進出に、「失敗するのでは?」と懐疑的な声も多かったが、開設からわずか1週間でチャンネル登録者数は40万人を突破。そして7月26日午前10時までに100万人を超えた。芸人YouTuberとしては“先輩”になる宮迫博之が、今年1月29日に最初の動画を公開して登録者数100万人までおよそ5ヵ月かかったことを考えれば、驚異的なスピードだ。27日時点では、すでに登録者数で宮迫を抜き去っている。

 この「貴ちゃんねるず」でやはり反響が大きかったのは、先月、覚醒剤取締法違反による執行猶予期間が満了となった元プロ野球選手・清原和博氏が出演した動画。開設1ヵ月を記念した「3日連続スペシャル」と題して、23日・24日・25日の3回に分けて清原氏との対談を届けたが、いずれも再生回数は250万回以上で、初日に至っては450万回以上と、チャンネルでもっとも再生された動画となった。

 石橋と長年親交があるだけに、清原氏は留置所で被疑者を管理する留置番号について「114番です。最後の背番号です」とジョークを飛ばしたり、最初に逮捕された際は「まだ頭がぐらんぐらんしてたので、現実か幻覚かわからなかったです」と赤裸々に振り返るなど、薬物の問題にも踏み込んだ発言も話題に。清原氏とは、『石橋、薪を焚べる』(フジテレビ系)でも絡んでいたものの、視聴率で苦戦中の同番組よりも、地上波ほどコンプライアンスの制限が厳しくない「貴ちゃんねるず」のほうがインパクトは大きかったようだ。

 「貴ちゃんねるず」は他にも、内緒でおぎやはぎのラジオ番組の生放送に乱入した際の密着映像、阿佐ヶ谷姉妹の自宅突撃といった企画もあり、中には『おかげでした』の人気コーナー「買う」シリーズを復活させたものも。石橋の人脈、そして往年のとんねるずの番組を思わせるマッコイ氏の企画・演出により、「完全にテレビ見てるみたい」「テレビのとんねるずをそのまま持ち込んでる」といった声が多く、とんねるずファンを中心に好評だ。『おかげでした』の放送時間と同じ毎週木曜21時に配信と、テレビの視聴習慣に慣れている層にわかりやすいのも人気の秘訣だろう。

 石橋は6月におぎやはぎのラジオ番組に出演した際、自分の状況を「ほぼほぼ戦力外通告」と自虐し、「この1年やってみて、ダメだったら引退」と自身の進退にも触れていた。だが今の石橋は、YouTubeというフィールドを使って地上波ではできない“テレビ番組”を提供するという、他の芸人YouTuberとは一線を画した動きで人気を得ているといえる。今の調子ならば、来年は引退どころか、還暦を目の前にして“再ブレイク”となるかもしれない。

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