JUJU、三浦春馬さん追悼で悲痛な叫びも… 無観客ライブで『せかほし』テーマ曲を歌唱

編集部

 歌手のJUJUが7月21日、ブルーノート東京で無観客ライブを敢行。俳優・三浦春馬さんが18日に亡くなったことについて今の心境を明かした。

 JUJUと三浦さんは、2018年4月から放送が始まった『せかほし』こと『世界はほしいモノにあふれてる ~旅するバイヤー極上リスト~』(NHK)でダブルMCを担当。2年以上にわたって共演したふたりは番組で姉弟のような仲の良さを見せており、三浦さんがJUJUの家に遊びに行くなどプライベートでも交流があった。

 JUJUはブルーノート東京で継続的にジャズライブを開催しており、生配信となった今回で10回目。三浦さんの訃報後はSNSの更新が一時途絶え、ライブができる状態なのかと心配の声が上がっていたが、そうした懸念を払拭するかのように、いつもどおりのパフォーマンスを披露。オープニングでは、10分にわたる軽快なトークでも魅了した。

 だが、終盤に『せかほし』のテーマ曲「Remember (The Good Times)」を披露した後のMCでは冷静ではいられなかったようだ。同曲を作るきっかけとしてこの番組について触れようとしたところ、思いが込み上げたのか、「ちょっと待って」と言って、ステージ後方を向く形で顔を背けて「わーっ!」と叫ぶひと幕が。

 少し落ち着いた様子で改めて話し始めた彼女は、「『世界はほしいモノにあふれてる』の話をし始めると、いろんなことに触れたほうがいいのかなとか思ったりもするんですけど」と続けたものの、次第に言葉は途切れ途切れとなり、震えた声で「それをやるためには……」と話した後、ふたたび後方を向いて「わーっ!」と叫び、涙をこらえていた。

 そして、全てを話すには「思い出があるぶんの倍の時間」の4~5年がかかるとし、「それを簡潔に、何か今の私が言えることがあるかっていうと、それもありません。今の私の気持ちはさっきの『Remember』に込めたつもりです」と涙声でコメント。「これからも、いろんな気持ちっていうのを自分の中でいろいろとかみ砕いたりして、それをその都度、歌で伝えるのが私なりのやり方で」と、自分の思いは歌を通して伝えていきたいという意思を明かした。

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