アーティストの2人に1人が「活動を諦めようと思っている」と回答 コロナ禍による音楽・芸術の厳しい現状が明らかに!
編集部
1.アーティストとしての活動に、コロナウイルスの影響があったと答えた人は80.5%。苦しさを感じた影響として、「イベントの延期・中止」が69.6%、「収入の減少」が42.9%、「練習場所の制限」が40.4%と様々な理由から苦しい影響を受けていることがわかりました。 2. 収入を得ていたアーティストのうち、コロナウイルスの影響によって74.2%が「収入は減った」と回答。さらにそのうち、アーティスト活動のみで生計を立てていたアーティストの40%は「副業を始めた」と回答。アーティスト活動に集中できない厳しい現状が明らかになりました。 3.コロナウイルスの影響を受けて、36%は制作意欲が弱まったと回答。アーティストとして、既に活動を諦めようと思っている人は48%にも上ることが明らかに。
4.アーティストの77%が支援を受けておらず、61%が「支援を十分に受ける機会がなかった」と回答。どのような支援があるとよいかという問いに対しては、ライブ会場・作品公開場所の提供や、経済的支援・給付金などを求める声が上がっていました。 【調査名】
「コロナウイルスと制作に対しての意識調査」
【期間】
2020年6月13日(土)~15日(月)
【方法】
インターネットリサーチ
【対象】
全国のアーティストとして活動をしている人200名
(音楽系58名、美術系73名、文芸系53名、演劇映画系16名)