シンガーソングライター・植田真梨恵が、12月14日に2nd アルバム『ロンリーナイト マジックスペル』をリリースすることが分かった。
今月12日に6thシングル『夢のパレード』をリリースした植田だが、アルバムの発売は『はなしはそれからだ』以来、約1年10カ月ぶりとなる。
同アルバムは、植田が子どもの頃から好きであったという“夢”という言葉をテーマに、日常・現実で沸き起こるさまざまな出来事、日々生きている中で生まれる“ドキュメンタリー”が、音楽になることで“ファンタジー”になればという思いが詰まった作品。
心の奥に抱えた深い淀みのようなものが見え隠れするリードトラック『ダイニング』、幸せな日常風景を明るく切り取る『パエリア』をはじめ、曲調・歌詞に関わらず、キラキラとした輝きをまとい、儚く消えてしまいそうな印象の楽曲の数々が収められている。
また、歌詞カードには植田直筆のイラストも描かれており、歌に託された植田の思いが垣間みられる。
植田は、「どうしようもなくさびしい夜に、唱えるとちょっとましになる魔法の呪文のような1枚になればなと思ってつくりました」。
さらに、「家族、愛、ひとりぼっちの夜、『夢』。家族であつまるキッチン、守れなかった約束、うけとめてすすんでゆくこと、大人になっていくこと、 ドキュメントのように生々しいいろんな人たちの日常が、音楽というフィルターを通ることで、ファンタジーに変わる。つらいとき、さみしいとき、うたうことで何か少しでも楽になるような音楽をあつめたアルバムになればと思っています」とコメントしている。