草なぎ剛、大河ドラマ出演が業界の「忖度」文化を変える! NHKがジャニーズ事務所を牽制か

編集部

 2021年にNHKで放送される吉沢亮主演の大河ドラマ『青天を衝け』の出演者が発表された。そのなかで最大のサプライズだったのが、元SMAPで現在は「新しい地図」として活動する草なぎ剛の起用だ。NHKのジャニーズ事務所への“牽制”ともみられ、業界の慣習が大きく変わるきっかけとなりそうだ。

 同ドラマは、日本資本主義の父として知られ、新一万円札の顔としても注目される渋沢栄一が主人公。渋沢を演じるのは若手俳優ナンバーワンの呼び声もある吉沢で、父の市郎右衛門役の小林薫、母のゑい役の和久井映見ら実力派のベテランが脇を固める。

 草なぎは、徳川幕府最後の将軍となる徳川慶喜役で出演する。側近・平岡円四郎(演:堤真一)の目利きで渋沢と出会い、財政改革に手腕を発揮した彼を重用するという重要な役どころだ。

 キャスト発表に際し、草なぎは「慶喜役は、僕の人生にとっても大きな役になると思います。全力をもって挑みたいと思っています」などと熱くコメントし、並々ならぬ意気込みを見せている。

 久々の地上波ドラマ出演が大河となれば、草なぎの言葉に熱が入るのも当然だ。しかも、このサプライズ起用は業界全体に大きな影響を与えそうだという。

「現在は現役ジャニーズタレントと退所組の共演は、円満退所した中居正広や今井翼らのごく僅かな例外を除いて基本的にタブー。特に、大モメの末に退所した『新しい地図』の面々は絶対的なNG対象です。ジャニーズ事務所も大河にタレントを送り込みたいでしょうが、草なぎとの共演NGを貫けば所属タレントを出演させられないことになります。今回の発表は、先に草なぎの出演を確定事項にしてしまい、NHKがジャニーズ側の出方を探っているとも推測できる。もしジャニーズ側が折れて共演を解禁すれば、その流れが民放各局にも波及することになるでしょう」(芸能ライター)

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