さらに「いまじゃもう魂となりました」「誰にも名前つけられず暇よ」といった“死後の言葉”までネタにし、ジャニーさんの口癖としてファンに知られる「もう信じらんないよ」「最悪だよ」といったフレーズも散りばめられている。
曲の最後には、堂本光一がジャニーさんに扮して「Kinki Kids」という名前をふたりに与える小芝居まであるというオマケつきだ。
「作詞・作曲を手掛けた堂本剛さんは、生前のジャニーさんとタメ口で会話するほど親しく、ほとんど父子のようだったといわれています。2011年にジャニーさんのマンションに暴漢が侵入する事件が起きた際には、同じマンションの別の部屋に剛さんが住んでいたことが判明し、公私にわたる親密関係であることがわかりました。『KANZAI BOYA』の歌詞は、それだけの深い関係性だったからこそのスペシャルな愛情表現なのでしょうね」(芸能ライター)
芸能事務所の社長という裏方の立場でありながら、これほど所属タレントにもファンにも愛された存在は他にいない。ベテランや中堅クラスはもちろん、SixTONESやSnow Manといった若手グループに至るまで、ジャニーさんのエンターテインメントに懸けた思いは今後も“息子”たちに受け継がれていくだろう。