東方神起の元メンバーでJYJのジェジュンが8月から日本テレビの新番組『僕は歌が歌いたい』に出演することが発表された。
8月1日に放送開始となる『僕は歌が歌いたい』は、お笑い芸人のアンタッチャブルらも出演するシチュエーションコメディ形式のバラエティ番組。『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)や『ゴッドタン』(テレビ東京系)などの数々のバラエティ番組を手がけた放送作家のオークラが脚本構成・演出を務める。
ジェジュンは本人役で出演。全8話を通して、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、人前で歌えなくなってしまった「ジェジュン」が復帰コンサートの開催を目指す物語になるという。事務所社長をアンタッチャブルの山崎が、その知人を柴田が演じ、ジェジュンのマネージャーに俳優の加藤諒が配役されている。
フィクションではあるが、その内容はコロナ禍によりコンサートが開催できない音楽業界の現状とも重なるもの。しかし、この番組内容に対し、「歌えなくなった理由が違うのでは?」というツッコミが相次いでいる。
ジェジュンは今年4月1日、自身のInstagramに「新型コロナウイルスに感染しました。政府や周辺の注意を無視して生活していた私の不注意でした。ある病院に入院しています」と投稿。約1時間後にはこれがエイプリルフールの冗談だったと説明したものの、世界的な問題となっているコロナ禍への不謹慎すぎるジョークということで批判が殺到。また前日にはNHKの音楽番組に生出演していたため、「感染告白」には乃木坂46など共演アーティストのファンに動揺が走った。そのため他アーティストのファンをも巻き込んでの騒動となり、大炎上となった。
この影響でジェジュンは『ミュージックステーション3時間SP』(テレビ朝日系)など複数の番組出演が取り消しとなり、母国韓国では「韓流スターの名にも泥を塗ることとなった」と報じられるなど日本以上に批判を浴びた。