嵐が、観客を入れたコンサートの開催を目指しているとの報道に、ファンから「やめたほうがいい」との異論が殺到している。
7月9日発売の「女性セブン」（小学館）は、5月に開催予定だったものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった新国立競技場公演について、10月開催を目指して松本潤を中心に動いていると報道。
政府のガイドラインによると、8月以降はドーム規模の会場では収容人数の50％以下の動員が可能。そのため、同誌はコンサート仕様で約9万人収容可能な同会場において、半分の約4万5,000枚のチケットが売り出される可能性を伝えている。
この報道に対し、ネット上では「嵐ファンだけど、正直やってほしくない」「全国から人が集まることを考えると恐ろしさを感じる」「もちろんライブに行きたい気持ちはありますが、今の感染状況を考えるといくら収容人数を減らしたとしても正直怖いです」「嵐ファンの事を考えると開催してあげたい気持ちがありますが、今の状況を考えるとやらない方が嵐の為になるような気がします」といった否定的な声ばかりが目立つ。
もちろんジャニーズの公式発表ではないため、事実と異なる可能性もあるが、ジャニーズ御用媒体として知られる「女性セブン」のスクープとあって、ファンも気が気でないようだ。
では、ほかの大手事務所の判断はどうだろうか。LDH JAPANは6月10日、発表済みの所属アーティストによる年内の公演をすべて中止すると発表。
今年いっぱいでの解散を発表しているE-girlsは、7月5日のLDHのライブ生配信で「解散を延期するかしないかというのは、今も話し合っています。私たちとしては、ファンの皆さんといい時間を過ごせるようなライブを目指していきたい」と、解散延期もやむを得ない状況であることを明かしている。
ファンから不安の声が相次いでいる嵐の報道。こういったネットの声も、今後のジャニーズ事務所の判断に大きく影響するかもしれない。
