多部未華子『私の家政夫ナギサさん』今期2位の高視聴率! 「愛され女優」ぶり発揮で最大のダークホースに

編集部

 多部未華子が主演する連続ドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)が7日にスタートし、第1話の平均視聴率が14・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区世帯)だったことがわかった。今期ドラマで現在2位となる高視聴率で放送後の評判も良く、多部の「愛され女優」ぶりが浮き彫りになっている。

 同ドラマは人気コミックが原作。製薬会社のMR(医薬品情報担当者)としてバリバリ働くアラサー独身女性の相原メイ(多部)が、大森南朋演じる“おじさん”の家政夫・ナギサさんを雇うことで巻き起こるハートフルコメディだ。

 メイは「バリキャリ」だが、仕事に一直線で家事が大の苦手。散らかり放題になっていた部屋に、すべての家事を完璧にこなすスーパー家政夫・ナギサさんが現れ、ひょんなことからメイが彼を雇うことになってしまう……というストーリーが第1話で描かれた。

 多部の真骨頂ともいえる可愛らしくコミカルな演技が展開され、大森とのやり取りも面白く、コメディドラマとして完成度は高い。

 その一方、瀬戸康史が演じるライバル企業のエースMR・田所の出現にコンプレックスを抱いて「仕事ができない私なんて価値がない」と落ち込むなど、仕事に励んでいる世の女性たちの共感を呼ぶような描写も。ハートフルコメディとしてだけでなく、お仕事ドラマとしても楽しめる内容だ。

 放送後、ネット上では「多部ちゃんカワイイし、ドラマも思った以上に面白かった」「多部ちゃんのお仕事ドラマは間違いない」「多部ちゃんのドラマは大体面白い」などと大好評。「コロナ疲れもあって、こんな癒し系のドラマを待っていた」「バリキャリアラサー女子の描写がめっちゃリアル」といった声も上がっていた。

 特に女性層からの支持が強く、今後の展開によっては数字を上げ続けて大化けしそうな雰囲気すら漂わせている。

「今期のTBSは、大ヒットした『半沢直樹』の続編と、綾野剛&星野源のダブル主演ドラマ『MIU404』の宣伝に力を入れており、放送前はあまり目立たなかった『私の家政夫ナギサさん』は地味なスタートになるはずでした。それなのに、今期全体で木村拓哉主演のドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)に次ぐ2位の高視聴率。原作の知名度はそれほど高くありませんから、やはり『多部ちゃん人気』がその原動力と考えられます」(芸能ライター)

 多部は、昨年秋に写真家の熊田貴樹氏と入籍。今作は結婚後初の主演ドラマとなり、いわゆる「男性ファン離れ」の影響による低視聴率が危惧されたこともあったが、そんな心配は無用だったようである。

 多部だけでなく、大森の家政夫ぶりに「癒やされる」という声も多く、自粛明け新ドラマの最大のダークホースとなりそうだ。

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