とんねるずの石橋貴明のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」が絶好調だ。開始から約半月でチャンネル登録者数は50万人の大台を突破し、根っからの「テレビ芸人」のはずだった彼がネットで弾けまくっている。
石橋は18日深夜に放送されたラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)に乱入し、演出家のマッコイ斉藤氏の勧めでネット進出することになったと発表。「俺があまりにもヒマしてるんで『働け』って。まぁ、ほぼほぼね、戦力外通告だから」と自虐しつつ、「この1年やってみて、ダメなら引退」と進退にも言及した。
当初は、石橋がネット進出することに対して「都落ち」「痛々しい」などと揶揄する声が多かった。誰もが認める根っからの「テレビタレント」であり、今さらネットに進出しても……と感じた人が大半だったようだ。
ところが、その予想を覆してYouTubeチャンネルは大好評。初投稿の動画は公開から1週間で再生回数200万回を軽く突破し、以降も100万回再生の動画を連発している。
すでに芸能人のYouTubeチャンネルは飽和状態になっており、いわば「出遅れ組」ともいえる立場なのに、ここまで存在感を発揮するのは「さすが」としか言いようがない。
このYouTube人気の要因について、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)では「視聴者に媚びない、時代逆行の“攻め”の姿勢」が新鮮に受け止められていると指摘している。