阪神に早くも矢野監督交代論… 宿敵・巨人にめっぽう弱く、采配・育成手腕にも疑問の声

編集部

 阪神タイガースが、読売ジャイアンツに開幕3連敗を喫し、その後も3カード連続して負け越すなど、開幕から大苦戦をしいられている。

 下位に沈む最大の原因となっているのが、打線の不振だ。鳴り物入りで加入した新助っ人のボーアがチャンスにことごとく凡退。左投手をまるっきり打てず、弱点を大々的に露呈する有り様。さらに近本光司、福留孝介、木浪聖也ら主力も振るわない。当然のように虎ファンからは批判が噴出、関西ではすでにこんな不穏な情報も出ているという。

「就任2年目で契約期間が2021年末まで残っている矢野燿大監督ですが、不可解な采配が散見され、親会社上層部も問題視しているというのです。このままでは、前任の金本知憲氏のように任期途中での解任やシーズン途中での電撃休養もありえるといいます。選手の底上げも進まず、期待された高山俊、伊藤隼太、中谷将大らは塩漬け状態でいっこうに芽が出る気配がありません。矢野監督の育成手腕も疑問視されていますよ」(在阪メディア関係者)

 球団と親会社を取り巻く環境も変化してきている。

「6月に開かれた阪急阪神ホールディングスの株主総会で、阪神球団のオーナーで阪神電鉄の藤原崇起会長が、阪急阪神ホールディングスの代表取締役を退くことが明らかになったんです。どういうことかというと、これまで球団運営においては阪神電鉄の意思が尊重されていましたが、これからは事実上の親会社である阪急サイドの意向が強まると見られています。弱いチームを抱えていると、経営的にもイメージがよくない。特に問題となっているのが、ライバルであるジャイアンツにはめっぽう弱いこと。昨年は5つ、一昨年は8つの負け越しで、今年も開幕3連敗。ファンからの風当たりも強く、上層部は改善を促がしてたのですが、変化の兆しがみえません。ファンの声に応えるという意味でも、現場の顔を一新するのではないかと関西では囁かれています」(同)

 ようやくペナントレースだが、タイガースには早くも火種がくすぶり、不穏な煙が立ちのぼり始めている。

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