日本テレビ系連続ドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』が6月27日からスタート。初回の世帯平均視聴率が11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。
警察官を目指すふたりがバディを結成し、警察学校で得た知識や若さを武器に、偶然目撃した事件に体当たりで立ち向かう同作。
原作の韓国映画『ミッドナイト・ランナー』(2017)は、韓国の若手俳優のツートップであるパク・ソジュンとカン・ハヌルが主演し、観客動員550万人を突破する大ヒットを記録した。
対して日本のリメイク版の主人公は、今年、ジャニーズ事務所と日本テレビがタッグを組んで大プッシュしているSexy Zone・中島健人とKing & Prince・平野紫耀。
日テレは今期の“目玉ドラマ”と定め、ふたりを大型音楽特番の司会に起用するなど、大々的なPR作戦を展開。それが功を奏してか、同局『美食探偵 明智五郎』や、フジテレビ系月9ドラマ『SUITS』の初回を上回る2ケタ発進となった。
しかし、見方を変えると、同枠前期の天海祐希主演『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』の初回視聴率13.0%を1.8ポイント下回る結果に。