「東京ダイナマイト」のハチミツ二郎が芸人と兼業でIT企業の正社員として働く様子を講談社のウェブサイト「現代ビジネス」のインタビューで語っている。二郎は4月1日にTwitter上で就職を報告していた。

 芸人としてのアイデア力をほかの仕事に応用できないかと知り合った社長に相談したところ、社員として働かないかと誘われたという。芸人の仕事は舞台出演を軸に、会社員としては出社にかぎらずリモートワークなどで両立させているようだ。

 売れない芸人にとってアルバイトは切っても切れない関係だが、人気芸人であるハチミツ二郎の今回の就職は、経済的な理由ではなく、新しい働き方を模索した結果でもあった。そうした道を選ぶ芸人は彼だけではない。

●「マシンガンズ」滝沢秀一(太田プロダクション)ごみ収集会社正社員
マシンガンズの滝沢は、もっとも知られた“正社員芸人”のひとりだ。2012年、子どもが生まれることもあって、安定した収入を求めてごみ収集会社に正社員として就職。18年に自身の体験を綴ったエッセイ『このゴミは収集できません』(白夜書房)を上梓。妻が作画を担当したエッセイ漫画『ゴミ清掃員の日常』(19年/講談社)では原作・構成を手がけた。ゴミ収集がテーマの小説で『文學界』(文藝春秋)新人賞の最終選考に残ったことも。最近はゴミ収集関係の講演やバラエティ番組出演も増えており、芸人の仕事にも生かされている。

●「たかくら引越センター」(吉本興業)引越業者経営
学生のころから引越しのアルバイトをしていたためプロ顔負けの技術を持ち、今田耕司や千原ジュニアなど先輩芸人の引越しを手伝ったところ手際の良さが評判となり、12年には同名の引越し業を立ち上げた。「徹底したプライバシーの保護」がウリで、これまでに100人以上の芸能人の引越しを行っている。ただ、肝心のネタは誰も見たことがないとか……。

●「パタパタママ」木下貴信(吉本興業)清掃会社取締役
福岡吉本出身で、2011年から東京吉本。吉本芸人が多く働く清掃会社でアルバイトながら地位を確立し、東京営業所長を務めるほど出世。現在は取締役に。常に200人ほどの従業員スケジュールを管理し、そのうち芸人の割合は70人弱。オーディションなど急な仕事でも休みが取れるようにするなど、芸人にとって働きやすい職場作りを目指しており、仲間からの信頼は厚いようだ。
(文=相川ナロウ)

IT企業正社員となったハチミツ二郎だけじゃないガチな兼業芸人3選のページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!