だが、当時の広瀬はわずか16歳。どちらの失言も5年も前のことだ。にもかかわらず、いまだに嫌われている理由は何なのか。
この理由について、27日付の「日刊ゲンダイDIGITAL」は「天真爛漫さへの嫉妬」と分析。20代、30代の女性たちにとって、空気を読まずに自由奔放に振る舞いながらも「可愛いから許されている」という広瀬のキャラは嫉妬の対象になるということのようだ。
しかし、同じ天然系でも綾瀬はるかは逆に「好きな女優」アンケートで圧倒的強さの1位となっている。「好きな女優」2位に選ばれたのん（能年玲奈）も天然系の清純派という意味では共通しており、広瀬だけが「嫌われ」の方向に進んでしまった印象だ。
「おそらく広瀬さんもガチの天然系だと思われますが、失言騒動があったせいで『裏があるのでは』『したたかそう』というイメージがついてしまった。そういった印象は女性層にもっとも嫌われます。しかし、綾瀬さんもかつては嫌われていた時期がありましたが、徐々に天然な素顔が世間に知られていったことで現在の支持を獲得した経緯がある。同じように、広瀬さんも裏表のない性格が世間に伝われば、少しずつイメージが変わって女性支持を伸ばしていく可能性があります」（同前）
「好きな女優」でも8位にランクインしている広瀬。すでにイメージの変化と女性支持の上昇は水面下で始まっているのかもしれない。
