だが、25日付のウェブメディア「まいじつ」（日本ジャーナル出版）はそれを否定。主人子の「ヤンクミ」は極道一家の“お嬢”という裏の顔を持ち、ドスの効いたセリフでバシッと決める場面がある。清楚キャラの白石が「センコウ馬鹿にすんのも上等、喧嘩すんのも上等」などと啖呵を切るのは考えづらいというのだ。
代わって同メディアは、女優の橋本環奈なら「ハマリ役」になると指摘。ドラマ『今日から俺は!!』（日本テレビ系）のヒロインとしてヤンキー役を演じた経験もあり、『ごくせん』リメイク版にもぴったりだとしている。
「『ごくせん』は熱いシーンも見どころですが、それ以上にコメディの要素が大きい。橋本は『今日から俺は!!』や映画『銀魂』でファンが衝撃を受けるほどの変顔を披露するなど、コメディエンヌとしての振り切れ具合が飛びぬけています。ふたりのうちのどちらか……と言われれば橋本でしょうね」（芸能関係者）
だが、業界内やコアなファンの間では「やはり仲間由紀恵にやってほしい」との声もあるようだ。
「原作では、本編終了後に不良生徒たちのリーダー・沢田慎とヤンクミのラブストーリーが描かれました。その部分をふくらませ、ドラマ版で沢田を演じた松本潤と仲間で『ごくせんのその後』を描いた方が単なるリメイクよりも視聴者に喜ばれそうです。連ドラではなく、単発の新作スペシャルとしてなら仲間も承諾する可能性がある」（同前）
キャスト一新のリメイクでも「その後」を描いた新作スペシャルでも、大きな話題になるのは間違いない。是非とも「ヤンクミ復活」を実現させてほしいものだ。
