『万引き家族』だけじゃない! リリー・フランキーの哀愁漂う魅力がつまった映画3作品 編集部 リリー・フランキー3選哀愁 2020.06.26 08:00 『ぐるりのこと。』カナオ役/2008年公開 何事もきちんとしなければ気がすまない妻・翔子と、靴の修理工から法廷画家へと転職した頼りなさげな夫・カナオは、どこにでもいる普通の夫婦。子どもを授かった2人は喜びを噛みしめていたが、流産してしまったことをきっかけに翔子は精神を病んでしまう。 【見どころ】 リリー演じるカナオは、仕事を何となくこなし、女にちょっかいをかけて過ごすようなダメ男。しかし、うつ病になってしまった翔子を支え、法廷画家の仕事に誇りを持って取り組んでいく中で筋の通った“いい男”になっていく。ダメ男もいい男もしっかりとハマるのは、リリーだからこそなのだろう。 前へ次へ