俳優だけでなく、漫画家や小説家としても幅広く活躍するリリー・フランキー。人間味ある演技が高く評価されており、彼が登場すると物語にグッと雰囲気が出る。2018年に公開された映画『万引き家族』では、重要な役どころを務めてその実力を世界に知らしめた。今回は、そんなリリーの魅力を堪能できる映画3作品を紹介させていただく。

●『ぐるりのこと。』カナオ役/2008年公開

 何事もきちんとしなければ気がすまない妻・翔子と、靴の修理工から法廷画家へと転職した頼りなさげな夫・カナオは、どこにでもいる普通の夫婦。子どもを授かった2人は喜びを噛みしめていたが、流産してしまったことをきっかけに翔子は精神を病んでしまう。

【見どころ】
リリー演じるカナオは、仕事を何となくこなし、女にちょっかいをかけて過ごすようなダメ男。しかし、うつ病になってしまった翔子を支え、法廷画家の仕事に誇りを持って取り組んでいく中で筋の通った“いい男”になっていく。ダメ男もいい男もしっかりとハマるのは、リリーだからこそなのだろう。

●『トイレのピエタ』横田役/2015年公開

 美大卒業後、夢や目標も持たずにただ何となく毎日を過ごしていた宏。ある日、窓拭きのアルバイトをしていたところ、突然倒れて病院に運ばれる。精密検査の結果を家族と聞かなければならなかった浩は、偶然出会った女子高生・真衣を連れて検査結果を聞き、余命3カ月であることを知らされる。

【見どころ】
リリーが演じたのは、宏と同じ病室に入院する女好きのサラリーマン・横田。いつも首にかけているデジカメで、女性のアップや際どい写真を撮ってはニヤニヤしている迷惑なオッサンだ。同僚に嫌われても気付かず(気付かないふり?)、いつもヘラヘラとしており、“力の抜けた大人”なリリーの持ち味が最大限に発揮されている。

『万引き家族』だけじゃない! リリー・フランキーの哀愁漂う魅力がつまった映画3作品のページです。エンタMEGAは、エンタメ映画の最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!