狩野英孝「もはや芸人失格」? 芸人のセオリーを無視した利き酒動画が大反響

編集部

 お笑いタレントの狩野英孝は6月24日、公式YouTubeチャンネル「狩野英孝【公式チャンネル】EIKO!GO!!」を更新。市販されているハイボール5種を使って利き酒をする“利きハイボール”にチャレンジした。

 3月にも日本酒での利き酒に挑戦する動画を公開した狩野だが、そのときは全問正解ならず、酒が回りすぎて途中でギブアップ。今回は狩野が普段から飲んでいるというハイボールに替えて、リベンジマッチに臨むこととなった。

「トリス」「角ハイ」「ウィルキンソン」「角ハイ(濃いめ)」「焼酎レモン」の5つのハイボールのうち、「トリス」「角ハイ」「角ハイ(濃いめ)」の3つを「飲んだことがある」といい自信を見せる狩野。さらに残りの「ウィルキンソン」と「焼酎レモン」も試飲して「炭酸が強い」「レモンの香りが強い」というそれぞれの特徴を確認した。「焼酎レモン」はレモン香りが特徴的すぎたために「ナメんなよマジでー!」と芸人らしく大口を叩き、後半のボケへの布石を打った。

 狩野は初回の挑戦でも順番に香りを嗅いでいき、そのうちの一杯を「EIKOナメんなよ!」「飲むまでもない」と自信満々に「焼酎レモン」と回答。その後も「色が濃いやつはアルコール度数が高い」など独自の理論で順調に見極めていく。最後に悩んだ「トリス」と「角ハイ」も、先に「角ハイ(濃いめ)」と予想した一杯の味を頼りに「角ハイ」を見つけ出していった。結果、狩野の回答はパーフェクト。前回のリベンジを果たし、次なる利きシリーズ挑戦への意欲を覗かせた。

 一発でパーフェクトにたどり着いた狩野だが、一度は間違えておいてウケを狙うのが芸人の鉄則であることは言うまでもない。試飲で大口を叩いたのも、得意げに回答して、その後の誤答をより際立たせるフリだと思った視聴者も少なくないだろう。だが結果はミスなく全問正解。面白くない展開なのに、なぜか面白い動画に仕上がる。常にセオリーを無視していく、予想のつかないポンコツぶりが、芸人・狩野英孝の魅力の本質なのかもしれない。

 そんな狩野の魅力にとりつかれたファンのコメントが動画には続々と寄せられている。「絶妙にダサい感じが狩野さんらしくて好きです」「正解したらいちいちエイコーゴーって言うのちょっとウザイけど大好き」といった“EIKO節”にやられたという意見や、「鋭く言って外すと思いきや!」など、先の読めない狩野に驚きを隠せないファンが続出。中には「エイコーちゃんのが年上なのに……、見守りたい……自由にやらせてあげたい……」と、自由な企画でイキイキした姿を見せる狩野がツボにはまったという声も聞こえてきた。

 全体のテーマを決めてそのテーマに向かって芸人たちが協力して番組を作り上げていくことの多いテレビのバラエティと比べて、YouTubeでは芸人が個人でやりたいことをやれるというメリットがある。狩野の真骨頂はそんな場で発揮されるのかもしれない。

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