篠原涼子『ハケンの品格』は「時代遅れ」か、最強の「スカッとドラマ」か… 注目の第2話で審判下る

編集部

 篠原涼子の主演ドラマ『ハケンの品格』第2シーズン(日本テレビ系)の第1話が17日に放送され、平均視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進した。前作と変わらぬ「スカッとする展開」に称賛が集まる一方、設定や演出に「時代錯誤」との批判もあり、第2話以降で真価がはっきりしそうな気配となっている。

 「デイリー新潮」(新潮社)では、24日に配信された「『ハケンの品格』は13年ぶりの復活でもなぜ視聴者にウケるのか」と題した記事で同ドラマを絶賛。時代劇にも通じる勧善懲悪の展開と篠原演じる“伝説のスーパー派遣”こと大前春子の人間味を抑えた演技がキモになっていると分析している。

 一方、同日に配信された「女性自身」(光文社)の記事は「『ハケンの品格』続編にファン歓喜も展開に『時代錯誤』の声」と題し、ストーリーや演出が時代遅れになっていると指摘。前作から13年も経過しているのに同じような展開のため、時事的な労働問題を扱ったドラマとしては共感を得にくいと論じた。

 第1話では、中堅の派遣社員・亜紀(演:吉谷彩子)が人事部の主任から契約更新をエサにセクハラを受け、それを知った新人の派遣社員・小夏(演:山本舞香)が匿名で告発。しかし、ふたりは正社員を守ろうとする人事部に呼び出され、保養所に軟禁された挙げ句に「そっちから誘ってきたそうじゃないか」などと詰問されるという展開だった。

 そこにチェーンソーを手にした春子が登場し、豪快に部屋の扉を切り刻んでふたりを救出。人事部を相手に「スカッと」する啖呵を切って一件落着となった。

 ネット上の視聴者からは「篠原涼子が相変わらずカッコイイ!」「爽快感があった」「仕事のストレスが吹き飛んだ」といった称賛の声が続出。一方で「悪役の正社員たちが現実離れしている」「今どき、こんな会社ねえよ」「展開に無理がありすぎ」といった意見も数多く上がっていた。

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