田中みな実、主演ドラマ決定も「さすがにお腹いっぱい」の声?

編集部

 フリーアナウンサーでありながら、昨年発売した写真集が大ヒット、さらに女優としても注目され始めるなどマルチに活躍している田中みな実が、ついにドラマ初主演を飾ることが明らかになった。

 歌手・浜崎あゆみの半生を描いた同名小説を原作としながらも、かつての「大映ドラマ」や「昼ドラ」を彷彿とさせる、大仰な演出と脚色が話題を呼んでいるドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)で、眼帯姿の秘書・姫野礼香を演じている田中。この姫野礼香を主人公にしたスピンオフ・ドラマ『L 礼香の真実』が、今月27日よりABEMAで独占配信されることが発表された。

 姫野礼香は、音楽プロデューサーのマサ(三浦翔平)に異様に執着する特異なキャラクターで、田中みな実の“怪演”ぶりは、『M』の目玉のひとつ。脚本の鈴木おさむは、新型コロナの影響で放送が一時中断している間、SNSの評判を受けて『M』の台本を大幅に修正したことを明かしているが、放送再開となった第5話は、田中みな実演じる姫野礼香の存在感がますます強まる結果に。こうした評価を受けてか、『L』では全7話にわたって姫野礼香を主人公に据えた物語が展開される。田中は2019年に女優業を始めたばかりだが、早くも当たり役に巡り合えたようだ。

 昨年12月に発売された1st写真集 『Sincerely yours…』(宝島社)は「写真集ジャンル」の累積売上記録で歴代1位を記録する大ヒットとなり、同性からの支持が爆発的に増加。女優業も好調と、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの田中だが、さらに「女性セブン」(小学館)の報道によれば、現在、NHKの人気番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』のカメラが密着しているという。これまで、イチロー、吉永小百合、高倉健、宇多田ヒカルなど数々の「超一流」に密着してきたこの番組に取り上げられることで、名実ともにスターの仲間入りを果たすと言えるかもしれない。

 もっとも、『L』は礼香の「小学生時代から高校時代までの知られざる過去をひも解く」物語となるようで、高校時代などは他のキャストが礼香を演じることになり、“ドラマ初主演”と謳われながらも、田中の出番がどれほどあるかは現時点で不明。さらに、放送再開後の『M』の田中の演技について、「エスカレートしすぎ」「さすがにお腹いっぱい」との声が聞こえ始めたほか、礼香のキャラ頼みになりつつあるドラマ自体に「さすがにやり過ぎ」との指摘も出ている。

 “売れっ子”の評価のまま、2020年を終えることができるか。今年の下半期は、田中みな実の真価が問われることになりそうだ。

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