コロコロチキチキペッパーズ「斬新すぎる歌ネタ」 SNSにはびこるアンチコメントを笑いに変える!

編集部

 お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズは6月21日、公式YouTubeチャンネル「コロコロチキチキペッパーズの『よろチキチャンネル』」を更新。SNSをエゴサーチしてアンチが投稿した自分たちへの誹謗中傷を探し、それを歌詞にして歌を作ろうという企画を行った。

 動画は、「アンチコメントを良い歌に変えよう」という西野創人のタイトルコールからスタート。「アンチコメント」というマイナスの存在を、「良い歌」にすることでプラス要素に昇華させていこう、という試みだ。

 歌ネタをするにあたって、コロチキの後輩芸人・トニーフランク(旧芸名・馬と魚)が愛用のギターを手に登場。歌詞に合わせ、即興での演奏と歌唱を担当した。

 1本目のお題は、ナダルに向けられた「お前大嫌い、嘘つき」というコメント。トニーフランクはコブクロ風の曲に乗せて即興で歌い上げると、西野が「めちゃくちゃいい」と共感。ナダル自身も「ちょっと泣きそうになった」と感動し、歌の力の大きさを実感していた。

 さらに西野へのアンチコメントでは、「コロチキのナダルじゃないほう、自分のこと可愛いと思ってそうでキツい」をポジティブに変換。トニーフランクが自らの解釈で「私のことも可愛いって言ってよ」というアンチの設定を付け足して、aikoのように女子の気持ちを代弁した歌に仕上げると、西野も「ヤバいなこれ」と絶賛する。雰囲気のある曲と良い話に落とし込んだ歌詞の力で、次々とアンチコメントをプラス要素に昇華させていった。

 コロチキといえば『キングオブコント』(TBS系)での優勝経験もある実力派コンビだ。だがバラエティ番組の企画などで、ナダルの他芸人に対する上から目線の言動が取り上げられると一気にアンチが増加。上下関係の厳しいお笑い業界で、先輩に対しても失礼な態度を取る生意気な若手として知れ渡ることとなり、一部がアンチとして居着いてしまったのだった。

 そんなアンチをネタにした動画に、「最近のコロチキの企画おもろいのしかないやん」「アンチをこんな面白い企画に変えて凄いわ」「アンチコメントあってのコロチキ感出てきた」といったファンの声が続出。また、その場で歌に変えて披露したトニーフランクに対しても、「天才すぎて鳥肌たった」「すっげえ芸達者やな。こういうの見ると芸人すごいって思うわ」など、その実力を絶賛する視聴者が後を絶たなかった。

 SNSの普及は、ファンの応援だけでなく、悪意ある人間からの声も本人たちに届きやすくなってしまった。それだけにアンチコメントに対する対処法の習得は、今の有名人たちにとって必須になってくるのかもしれない。今回のような前向きな企画が、有効な対処法のひとつになってくる可能性もあるだろう。

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